最上川美術館を訪れると田園風景に囲まれた最上川の絶景を眼下にすることができます。

「真下慶治記念美術館」は平成28年1月1日より「最上川美術館」に名称が変更になりました。

最上川美術館は、平成16年11月に村山市市制50周年記念事業で「真下慶治記念美術館」として開館し、大淀をはじめとする最上川の景勝と、それらを描いた真下慶治作品の魅力を紹介する施設として市民のみなさんに親しまれてきました。

そしてこの度、平成28年1月1日より、施設の名称を山形の母なる川「最上川」の名を冠した「最上川美術館」に変更しました。

今後は最上川や山形県にゆかりのあるより幅広い作品を展示するとともに、村山市の誇る最上川の景勝を全国に発信していきます。

真下慶治

1992年 大淀にて
1992年 大淀にて

私は描き続けよう......
母なる最上川を

生まれ育った山形県の風土を愛し、
母なる川・最上川の景観を描き続けた洋画家・真下慶治。
村山市大淀にアトリエを構え、この地を拠点に
三難所の碁点、三ヶ瀬、隼などを精力的に描いてきた真下慶治は、
四季折々の最上川の表情をとらえた雄大な作品を数多く残しました。

「岸の柳が芽吹き、
やがて梅、桃、桜が次々と花咲き、春を謳歌する。
私も何からか開放された思いで、
残雪の葉山のもとに咲く対岸の桜桃を好んで描くのである...」

真下慶治は平成5年、79歳の生涯を閉じましたが、
最上川の描写を通して一貫して追求してきた郷土愛と普遍の美は、
珠玉の作品の中に今も息づいています。 ⇨年譜・略歴


施設概要

最上川を眼下に望む高台に位置し、なだらかな丘陵と杉林を背景に、周りの景観に溶け込む建築となっています。とりわけ、その前面に広がる最上川の大蛇行部(大淀)を眺めることができるラウンジは、作品観賞の余韻に浸るのに格好の空間となります。また、この美術館は木造(村山市産材)の可能性を追求した先駆的工法によるもので、地域循環型エネルギーのペレットボイラーも使用した環境にやさしい施設です。

施設面積:4,220平方メートル
床面積:723.6平方メートル
建築設計:計画・設計工房 代表 高宮眞介氏
(交流棟)木造平屋建 468.5平方メートル 森林学習室、文化活用室、ラウンジ、事務室 等
(展示棟)RC造平屋建198.7平方メートル
(ボイラー棟) 木造平屋建56.4平方メートル ペレットボイラー庫、サイロ 等

利用案内

開館時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週水曜日・祝日の翌日・年末年始休(左記以外の日でも展示替等により臨時休館になる場合もあります)
入館料 大人300円、小中学生150円(15名以上の団体は大人250円、小中学生100円)

入館料の減免について

「障がい者手帳」(身体・精神・療育手帳)をお持ちの方は、受付でご提示ください。
入館料を半額に割引します。
また、「障がい者手帳」をお持ちの方で付き添いが必要な場合は、手帳をお持ちの方一人につき一人の入館料を半額に割引します。詳しくはお問い合わせください。

アクセス

バス(仙台方面から)

JR仙台駅からJR村山駅まで山形交通48ライナーで約1時間
JR村山駅からタクシーで10分

JR(東京方面から)

JR東京駅から山形新幹線で約3時間
JR村山駅からタクシーで約10分

自動車

仙台方面から約1時間
仙台市→国道48号→山形県東根市→国道13号→村山市

福島方面から約2時間
福島市→東北自動車道→村田JCT→山形自動車→山形JCT→東北中央自動車道→東根IC→国道13号→村山市

秋田方面から(約3.5時間)
秋田市→秋田自動車→横手JCT→湯沢横手道路→湯沢IC→国道13号→村山市

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最上川美術館・真下慶治記念館の問い合わせ

最上川美術館・真下慶治記念館
〒995-0054 山形県村山市大字大淀1084番地1
電話 0237(52)3195 ファックス0237(55)2152
メールアドレスmogamigawa@city.murayama.lg.jp

公式サイト http://www.massimo-k.org/p_murayama/